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【TOEIC】公式問題集のみ使った勉強法で900点以上とれた体験談

TOEIC対策公式問題集だけ

TOEICを受験する大半の方は、就職や昇進のためやむを得ず受けていると思います。

TOEIC受験者
TOEIC受験者
仕事をしていると、TOEICの勉強時間を作るのは難しい。

そこで私が提案するのは、TOEICは公式問題集のみを重点的に取り組み、最低限の対策だけをすることです。

ちなみに、私は2019年9月に受けた時の点数は915でした!

TOEICスコアの画像

TOEICは英語の試験というよりも英語を用いた情報処理試験なので、TOEIC用の対策をし、コツさえつかめば点数は大幅に伸びます

今回は私が実践したTOEIC勉強法をご紹介したいと思います。

TOEIC対策の前に必要な基礎英語力

私が実践したTOEIC対策にはある程度の基礎的な英語力が前提となっています。

すなわち、

  • 英文法力
  • 英単語力
  • 英語読解力

以上ある程度備わっていないと、いきなりTOEIC対策をしても意味がありません。

基礎的な英語力の目安としては、大学入試センター試験の英語問題が難なく解けるくらいです。

どの参考書を使っていただいても構わないのですが、私がオススメの文法書・問題集・単語帳を以下にご紹介します。



TOEIC対策に必要なのは公式問題集のみ

TOEIC受験者
TOEIC受験者
TOEIC対策の参考書は沢山ありすぎて、何を買えばいいかわからない!

用意すべきなのは、TOEICテスト開発団体から出版されているTOEIC公式問題集の最新3冊だけです。

TOEIC関連の参考書は日本で大量に販売されてますが、TOEICマニアの方を除いてやる必要は全くありませんし、私も公式問題集以外1つも買ったことがありません。

なお公式問題集のレベル感は以下の通りです。

 シリーズリスニングリーディング
無印(16年発売)やや難やや易
1(16年発売)普通普通
2(17年発売)やや易普通
3(17年発売)やや易やや難
4(18年発売)やや難
5(19年6月発売)やや難

当然ですが、公式問題集は新しいものほど最新の傾向を反映しています。上の表をみてもわかる通り、近年のTOEIC試験はリスニングが易化、リーディングが難化しています。

現時点での最新バージョンはシリーズ5なので、シリーズ3・4・5の3冊を重点的に取り組むことをオススメします。



公式問題集のみ用いたTOEIC勉強法

私のTOEIC対策は公式問題集のみを用いた以下の3ステップです。

TOEIC対策の3ステップ
  1. 公式問題集を本番と同じ時間制限で解いて採点
  2. 問題・解答解説をじっくり復習
  3. 繰り返し公式問題集をやりこむ

まずは本番と同じ時間(13:00〜15:00でリスニング45分・リーディング75分)で本番さながらに解きます。

きっかり時間を計り、時間帯も合わせることが重要です。そうすることで「この設問は時間が足りないな」とか「お昼食べた後は眠いな」とか色々なことに気がつきます。

通しで解き終わった後、時間が足りなくてできなかった問題がある場合は、そのまま延長して取り組んでも構いません。

解き終わったら採点をし、自分が何問正解したか数えてみてください。以下のようなサイトで、自分のTOEICスコアを換算・予想することができます。

 TOEIC点数シミュレータ

解き終わってからが重要です。リスニング問題を改めてじっくり聴き直し、本文も時間をかけて読み直します。聞き取れなかった部分、わからなかった単語、解けなかった問題などを漏れなく全て確認します。わからなかった単語はノートなどにまとめておくと、後で復習できるので良いです。

以上の演習を3冊全ての公式問題集で行います。3冊全てやり終えたら、また最初の問題集に戻って同じ演習を繰り返し行います。

公式問題問題集に出てくるリスニング教材は、音声を聴きながらシャドウイング(音声の後に続けて英語を自分でも言ってみること)ができる位まで聞き込み、リーディング教材は左から右に読んで全て意味がわかり、スラスラ読める状態になるくらいまでやり込めるのが理想です。

TOEIC受験者
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13:00から15:00なんて時間取れないし、仕事してるよ!

日中に勉強時間が確保できない方は、毎日夜にでもリスニングパートを1Part・リーディングパートを1Part、時間を測りながら取り組んでみてください。オススメの時間配分は以下に記載しております。

ただ、最低でも試験前日(土曜日)には、本番と同じ時間(13:00〜15:00でリスニング45分・リーディング75分)で本番さながらに解いてみてください。時間配分と集中力が命のTOEICでは、本番のシミュレーションをすることが一番必要な対策です。

私のTOEIC試験対策はこれだけです。

他の参考書に一切手をださずに3冊だけをやり込んでみてください。

とにかく問題形式に慣れ、試験本番での解き方を確認し、情報処理速度を上げていくことが大切です。

TOEICリーディングパートのオススメの時間配分

私は練習も本番も以下の時間配分で行いました。

文章読解はじっくり時間をかければ必ず解けるので、最初のPart5・6を素早く解き、Part7にできるだけ多く時間をかけます。

オススメの時間配分
  • Part5 30問 10分(1問20秒)
  • Part6 16問 10分(1問1分弱)
  • Part7 シングルパッセージ 29問 25分
  • Part7 ダブルパッセージ 10問 10分
  • Part7 トリプルパッセージ 15問 20分

(まとめ)公式問題集のみでTOIECは高得点狙えます

以上が、公式問題集のみを用いた私のTOEIC対策です。実際、大学入試センター試験が解けるレベルの英語力さえあれば、あとはTOEICの問題形式・解き方に慣れていけば自然と点数は上がっていきます。

事実、TOEICの問題は決して難しくなく、リーディングにおいては「時間があれば分かる」というものがほとんどです。

複数の参考書に手を出すよりも1つの参考書を極め、TOEIC独自の形式に慣らしていけば900点以上とるのは簡単です。

是非あなたのTOEIC対策の参考にしてみてください!