英語

『一億人の英文法』文法書と問題集のオススメな点と使い方を紹介

『1億人の英文法』文法書&問題集の写真

私は英文法学習の教材として『一億人の英文法』を一番にオススメしております。

大学に入ってから本格的に英会話を勉強すると決めた際、この文法書と問題集2冊を購入し改めて文法の見直しをしました。

英語を初めて学ぶ方にも、復習する方にもとても効果的な参考書でした。


『一億人の英文法』文法書&問題集のオススメなポイント3点

本書のオススメの点は以下です。

本書のオススメなポイント
  • ネイティブ感覚の英語を習得することを重視している。
  • 英文法を学ぶ順番をわかりやすく再構成している。
  • 問題集は穴埋め形式で簡単に理解確認できる。

ネイティブ感覚を重視

theのもつイメージを解説大抵の英文法書は大学受験用に作られておりますが、本書はあくまで実用的に使える英語を身に着けることに特化しております。

本書はネイティブスピーカーであるポール氏と日本人である大西氏の共著となっており、ネイティブの感覚を日本人が理解できるよう噛み砕いて解説しております。

例えば名詞につく「a」と「the」の使い分けなど、日本人が「あれ?」となりやすいポイントに関し、イラストを用いながらネイティブが持つ感覚を丁寧に説明しており、かゆい所に手が届く内容となってます。

わかりやすい順番で学べる

 

『1億人の英文法』の目次大抵の英文法書は現在進行形・仮定法など文法項目ごとにまとめられがちですが、本書は語初学者の方でもこれ1冊だけでわかりやすく英文法が学べるよう、学ぶ順番・項目が再構成されてます。

よって最初のページから順番に読んでいけば1から英文法全体が見通せるような作りになっており、難しい文法用語なども極力使わずに解説されております。

取り組みやすい穴埋め問題

『1億人の英文法』問題集の見開き別冊の問題集は文法書に対応した作りになっており、文法書を読み進めながら都度取り組めます。また一番取り組みやすい穴埋め問題でできており、解答もすぐ右のページに掲載されているため、サクサクと簡単に確認を行うことができます。文法書でインプットしたものを問題集でアウトプットすることで理解をより強固にすることができます。

『一億人の英文法』文法書&問題集のオススメの使い方

本書のオススメの使い方は以下です。

1周目はまず文法書一冊を通しで読みます。本書は情報量がそれなりにあるので、細かいコラム等や沢山の例文は斜め読みで大丈夫です。理解できない部分があっても飛ばして構いませんので、とりあえず1冊を読み切ってください。文法書を通して読むことで、英文法の全体像を見渡すことができます。まずは自分が何を学ぼうとしているかを俯瞰できることが大切です。

次に2周目は1周目より深く精読し、なるべく理解できるようにじっくり読んでみてください。1周目で飛ばしたコラムや例文もじっくり読み、理解できない部分も理解できるまで熟読します。そして1つの項目が終わるごとに問題集に取り組み、自分の理解を確認します。インプットと同時にアウトプットをすることで理解は強固なものになり、文法力が身についていきます。

(まとめ)『一億人の英文法』文法書&問題集で英語の基礎を身につけられます

センター試験の問題が難なく解けて、単語を配置していく感覚が何となくでもつかめれば、英文法の基礎はできたと言えます。途中細かい話や難しい話が出てくることもありますが、本書は初学者でもわかりやすいように書かれており、通しで読むのに10日、問題集をやりながら読むのでも15日〜20日程度でやり切れる量ですので、英語学習者にはオススメしております。

まとめ
  • 『一億人の英文法』は話すための英語に特化した英文法書
  • 『一億人の英文法』は英語初学者でも安心して学べる構造
  • 『一億人の英文法』は文法書と問題集併用で基礎文法をばっちり固められる