『クラウドサービスで副業したい』と思っても、
最初はなかなか仕事が取れないですよね。
クラウドワークス・ランサーズといったサービスも受注に関してはかなり競争率が高い状況になっています。
私も当初は全然案件が取れず、何十件応募しても断られておりました。でも現在は月2〜3件ほどはこなしながら月10万以上は副業で稼げています。
本記事の通りに実行すれば、未経験でも受注に成功し、稼げるようになります。
※ なお私はWEB制作案件を受注する前提で書いておりますが、他の技能をお持ちの方はそれに置き換えて読み進めてください。
目次
未経験から初めての案件を受注するまで
クラウドワークスでもランサーズでもプロフィールに評価・実績が表示されます。
よって実績ゼロの状態から最初の受注をするまでは難易度は高いですが、以下のようにすれば未経験でも確実に案件受注が可能です。
自分のポートフォリオを作る
依頼者側は、何ができるかよくわからない人に案件を任せるのは不安です。
クラウドサービス上での実績がないのであれば、まずは自分のスキルを示せるサンプルを作っていくところから始めましょう。
クオリティーは問わないので、自分の持つ最大限のスキルを詰め込んだ作品を練習で作ってみてください。
ちなみに私が最初に練習で作ったWEBサイトは以下のような感じです。


正直レベルは高くないですが、私はこれらの参考サイトを公開し一番最初の案件を受注することができました。
最初の1件さえ受注できれば、後は案件に取り組んでいく内にそれがどんどん自分の実績・ポートフォリオになっていきます。
自分のスキルや写真を設定しプロフィールを充実させる
ネット上とはいえど、仕事を受注するには営業活動が必要です。
まずは自分のプロフィールを充実させましょう。書き方は色々ありますが、以下の項目を必ず入れてください。
- 自分のスキル(依頼者にどういう形で貢献できるか)
- 自分の実績(いままでに取り組んできた実例)
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
フリーで活動するWEBデザイナーです。
主にWordPressを用いたホームページ制作を承っております。
【実績】
ポートフォリオはこちらに掲載しております。→https://portfolio.jp
【スキル】
HTML・CSS・jQuery・WordPress
そしてプロフィール写真もしっかり設定しましょう。必ずしも素顔をさらす必要はありませんが、案件に取り組んでいる自分の姿を依頼者に想像してもらうというのは大切なことです。

お互いの姿が見えない世界で仕事をもらうには、なるべくプロフィール上で自分のことを分かってもらう必要があります。
応募する際の文章は相手の立場に立って書く
クラウドワークス
しかし実際に受注したいのであれば、必ず案件内容をよく読んだ上で、相手のことをよく考えた文章を書くようにしてください。
- 案件内容をしっかり読んだというアピール
- 自分のスキル・経験がどう依頼者に貢献できるかの説明
長すぎず短すぎない文章で、要点を押させた応募文章を書くようにしましょう。
はじめまして。私XXXと申します。
この度WEB制作の案件に応募させていただきたくご連絡させていただきました。
今回保険代理店のホームページ作成というご依頼のようですが、私はこれまでWordPressを用いたサイト作成経験が豊富にある上、銀行に務めていた経験がございますので金融知識にも詳しく、ライティングもお任せいただけます。
ご参考までに私のポートフォリオを掲載させていただきます。(https://portfolio.jp)
是非ご検討の上、ご返信いただけますと幸甚です。
宜しくお願いいたします。
条件を考えずにできるものは片っ端から応募していく
実績がない内はどうしても案件を受注する難易度が高いです。なので最初のうち単価の高い案件や条件の良い案件を狙うのはやめて、実績作りと割り切ってなんでも受注する姿勢でいましょう。
案件に慣れてきたら
上記のような方法である程度経験を積んだら、もっと効率よく稼げるように工夫しましょう。
継続案件をもらえるようにする
案件に取り組んでいる内に、「この案件もいかがですか。」と依頼者側から声をかけてくれることもあります。
Web制作の案件などでは、ホームページ制作会社などが手の回っていない案件をクラウドサービスに流してくることが多いので、こうした会社と上手く人間関係ができれくれば継続的に案件を紹介してもらうことができ、安定的な収入を得ることができます。
なお、依頼者側のプロフィールから「募集実績」を確認することができるので、それを見れば継続的に案件を流してくれる相手か一目見ればわかります。
金額交渉をする
ある程度案件をこなすと、1作業あたりの必要時間・報酬目安がわかるようになってきます。
依頼者側はなるべく低い価格で発注してこようとしてきますので、こういった依頼者との金額交渉も稼ぐためには必要なスキルとなってきます。そもそも依頼者側が不慣れで、価格相場がわかっていないことも多々ありますので、慣れてきたら自分の中である程度価格基準を作り、依頼者側に金額交渉を持ちかけてみることも大切です。
- 相手の予算をうまく聞き出す。
- 他の制作例を見せて、これは〜円だったと言ってみる。
- 付帯サービス(Web制作ならSEO対策等)を持ちかけ金額を上げてもらう。
依頼者側もコスト感が見合えばこちらの条件を呑んでくれることも多いです。難しそうに見えますが、こういった駆け引きをすることで、単価を一気に引き上げられたケースは多々ありました。
受注する際に注意すべきこと
直接取引は避ける
クラウドワークス
手数料はクラウドワークスでは受注者側、ランサーズでは発注者側負担となっています。
場外取引の話を持ちかけられることは多々ありますが、しっかり手数料を払って利用しなければこういったプラットフォームも機能しなくなってしまいますし、最悪会員資格抹消の危険性もあります。
またこうした仲介エージェントのおかげで本来交わさなければならない契約等も省略できますし、万一の際の未払トラブル等も回避することができます。
必ず仮払いされてから始める
受注者側を守る制度として、仮払いというものがあります。
仮払いによって発注者側が一度クラウドワークスやランサーズに対して報酬を支払うことで、受注者側への支払いが担保されます。
以前私は以下のようなトラブルに巻き込まれました。
- 受注したにも関わらず、業務を開始後に発注者からの連絡が途絶えた。
- 追加で依頼された業務を提出したら、追加報酬を払ってもらえなかった。
無駄な業務時間を避けるためにも、必ず仮払いされてから案件に取り掛かるようにしましょう。
(まとめ)基本を押さえて継続して取り組みましょう
以上クラウドワークス
副業だから楽に稼げるといったことは全くなく、ビジネスおよび人のコミュニケーションの基本を押さえて真摯に取り組むだけの話です。
案件によっては高度に専門的な知識が必要なものもありますが、大抵は半年程度学習すれば十分身に付く内容ですし、継続していれば必ず稼げるようになります。
最初の案件さえ取れればコツがつかめると思いますので、是非諦めずに挑戦してみてください。
