皆さんサークル・部活選びに悩んでいませんか??
大学入学後は考えなければならないことが沢山ありますが、その中でもサークル・部活の選択は大学生活でもかなり重要なポイントになってきます。
なぜなら、サークル・部活によって
- 大学生活のリズムが決まる
- 大学生活の人間関係が決める
- 大学時代の思い出が決まる
からです。
多くの新入生がサークルのビラや冊子をもとに頭を悩ませるかと思いますが、適当に選んでしまうと後で後悔するかもしれません。
今回は大学生活を有意義にするための、大学生のサークル・部活の選び方をご紹介します。
- サークル・部活選びに迷っている大学1年生
- 新たにサークル・部活への加入を検討している大学2年生
- 大学入学後サークル・部活への加入を考えている高校3年生 or 浪人生
目次
大学生がサークル・部活動を選ぶ際に注意すること4つ
周りに流されない
サークル・部活を選ぶ際、一番気を付けてほしいのは周りに流されないということです。
- 仲の良い友達に誘われるがままサークルに加入してしまった。
- テント列で流されるがままに加入することになってしまった。
- よく考えず、適当に新勧に参加した。
できれば、自分の大学に存在するできるだけ多くの団体をよく吟味して、自分の中の基準に照らし合わせて決めるようにしてください。
お金がかかるもの・拘束時間が長いものは覚悟して入る
お金がかかるサークル・部活は注意が必要です。中には月数万円や年間数十万円など、大学生にしては高額なお金がかかる団体が存在します。バイトも必須であり、他のサークルや遊びとの掛け持ちも難しくなってきます。
また、忙しすぎる団体も覚悟して入りましょう。中には、毎日練習があり、バイトをする時間すら確保できないという厳しい部活も存在します。
これらの団体は得られるものも大きいですが、その分何かを犠牲する必要があるので、覚悟が必要です。
なるべくゴールデンウィークまでに決める
大学入学後しばらくは新勧期として、どの団体も体験会や新歓コンパを開きます。しかし、
5月を過ぎるとあっという間にメンバーが固定化し、ある程度コミュニティが出来上がってしまいます。
したがって加入するサークル・部活はなるべく5月までに決めましょう。
もちろん、しばらく新歓を続けている団体もありますので、加入する団体をじっくり見分けるのもアリです。
興味をもったものを掛け持ちしてみる
最初から一つのサークルに絞る必要はありません。2〜3つのサークルを掛け持ちして、徐々にフェードアウトしていくというのも一つの手です。実際に続けてみないと本当にその団体が自分に向いているのかよくわかりません。
- 運動系サークル × 文化系サークル
- 運動部 × 学生団体
- 学内サークル × インカレサークル
大学生のサークル・部活動の種類
サークル・部活には様々な定義分けが存在し、それぞれの団体に特徴があります。
体育会・運動部
運動競技を行う大学公認の団体です。学内メンバーで構成されており、定期的に他の大学との対抗戦、または社会人リーグでの試合があります。
メリット | OBの繋がりが強く、就職にも有利。大学からの補助金がでる。 |
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デメリット | 拘束時間が長い場合あり。 |
学内サークル
学内のメンバーで構成されているサークル。
メリット | 同じ大学内の知り合いが増えるため、学内の人脈づくりに有利。 |
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デメリット | 他の大学の学生との出会いが少ない。 |
インカレサークル
色々な大学のメンバーで構成されているサークル。男子は学内限定、女子はインカレ、と定めているサークルも多数ある。
メリット | 他の大学の女の子と知り合える。 |
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デメリット | 学内の人との出会いが少ない場合がある。 |
学生団体
大学生が中心となった公益団体であり、ボランティアや国際交流など、学生らしい健全な理念やビジョンをもった団体のことを指します。
サークルとの違いは、サークルが内輪を向いた団体であるのに対し、学生団体は広く社会を向いた団体だということです。
メリット | 同じ志を持った色々な大学生と知り合える。 |
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デメリット | 活動が地味な場合もある。 |
チャラサー
特段目的はなく、男女の交流やただ楽しむことだけを重視する団体。インカレサークルであることがほとんど。
- テニスラケットを持たないテニサー
- クラブイベントを開催するイベサー
メリット | 可愛い女の子やイケイケな仲間との出会いがある。 |
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デメリット | 活動の目的がない。 |
大学生がサークル・部活動を選ぶ際の絶対基準4つ
サークル・部活を選ぶ際、間違えてほしくないのは、その団体の活動にしっかり興味を持っているか?継続できるか?ということです。
それさえクリアできれば、活動が辛くても、人間関係が辛くても、ある程度我慢できます。
自分が昔からやっていたものを選ぶ
幼少もしくは中高からやっていた部活やサークルを選びます。経験がある分アドバンテージがあり、入ってから活躍できる可能性が大きいです。その分やりがいが出てくるため、活動を真剣に取り組めるでしょう。
- サッカー部だったのでサッカーサークルに入る。
- 幼少からスキーをしていたので、スキーサークルに入る。
自分の能力を活かせるものを選ぶ
経験はないけど、自分の能力を活かして新たなことを始めるというのも良いです。異なる経験からの応用でより良い経験ができることがあります。
- 空手をやってきたが、別の格闘技を始める。
- 合唱をやってきたが、アカペラを始める。
自分が興味をもったものに新たに挑戦してみる
全く経験したことがないが、興味があるものに新たに挑戦するというのもアリです。
- 興味があったので、ダンスサークルに入る
- 興味があったので、テニスサークルに入る
将来を見据えて選ぶ
必ずしもアクティビティをする必要はありません。学生の本文は勉強なので、将来のための自己研鑽をすることも大切です。
- 司法試験を受けるため、法律勉強サークルに入る。
- 将来海外に留学したいため、英語ディベート部に入る。
大学生がサークル・部活動を選ぶ際にチェックすること3つ
所属する人達の人柄・雰囲気
どのサークル・部活も人が集まって成り立っているものです。よって先輩・同期・後輩との人間関係を上手く形成することも重要なポイントの一つとなります。
加入前に団体の雰囲気や所属する人たちの人柄をチェックし、自分の性格に合うか確認しておきましょう。
もちろん最初は合わないと思っても、活動を通じて切磋琢磨できたり、仲良くなったりできますので、活動内容第一で選ぶことが大切です。
活動頻度
活動頻度も要確認です。特にサークル・部活を掛け持ちする場合、忙しすぎる団体は掛け持ちできません。
また今後バイトや勉強が忙しくなった際でも併行して続けられるかも確認ポイントです。
就活に有利か
就活の面接で必ず聞かれる項目として「大学時代頑張ったこと」というのがあります。もちろん、勉強やバイトの話をしてもいいのですが、ほとんどの方がサークルや部活の話をします。なぜなら、多くの人をまとめたり、目標に向かって努力したりと、社会に出てからも通ずような経験をするからです。よって、自分がこれからする経験は人前で堂々と話せるようなことか、というのも意識しましょう。
また、OBの方々がどこに就職しているかもチェックしておくと良いです。団体によっては企業の採用枠があったり、OBが強力なコネクションを持っていたりします。
(まとめ)後悔しない大学生活を送るために
以上サークル・部活動の選び方を解説しました。
冒頭で述べたように、サークルは大学生活のリズムや人間関係を作る上で重要な役割を果たしており、是非慎重に選んでほしいです。
しかし、中にはサークルや部活に所属せずとも有意義な大学生活を送っている人は沢山いますし、最終的には自分次第です。
重要なのは、本気で楽しめる・頑張れる何かを見つけることです。
サークル・部活はあくまで大学生活の一手段としてとらえていただければと思います。